ウラジオストク6 身分証を提示せよ!

ということでウラジオストク、白タクのおじさんと楽しく戦った以外はまったくノントラブル♪

街中も特に治安が悪いこともなくまったく安全でした!

それどころかコーヒーショップでお茶を頼んでお金を払ったら、あとから席にお釣りが少なかったと言っておばちゃんが持ってきてくれたりとても親切。

 

でも油断してはいけません。

目の前で警察に若者が拘束されるのを見ました!

それは夜レストランから出てバス停に歩いてきた時のことです。

バス停には二組のカップルと若者が1人。

そこへまるでバスが停まるようにワンボックスタイプのパトカーが横付けされました。

パトカーが停まるか停まらないかのうちに素早く警官が二人降りてきて若者を拘束。

バス停の横で身分証をチェックして手荷物を検査したあとパトカーの後部の荷物室に若者を入れて立ち去りました。

警官は運転していた一人とあわせて3人。

その間わずか30秒ほど。

見事な急襲です!

サバゲーで言えば3人のチームが左右から相手チームのたてこもる建物を挟撃してわずかハンドガンの1発でクリアーした感じ?

ロシア警察恐るべし。

日本なら職務質問しながら応援を呼んで時間をかけてゆっくり身柄拘束なんでしょうがロシア警察は30秒!

拘束された若者は単なる不審者か手配されていた犯罪者かはまったくわかりません。

でもいきなり拘束!

抵抗もしていませんでした。

戦友と二人でびっくりして見ていたのですが、同じバス停にいた二組のカップルは全く気にとめる様子なし。

日常茶飯事なのでしょうか…

 

日本へ帰る空港の最後のラウンジでも見てしまいました。

大きな荷物をカートに乗せた中年のアジア人夫婦が空港の警備員数人に囲まれて別室へ入って行きます。

たまたま搭乗機のクルーも顔をしかめながら見ていました。

別室には入れ替わり立ち代わり何人かの警備員が出入りしていて扉には絶えず見張りの警備員が一人いました。

ずっと見ていたのですが、結局飛行機が飛び立つ間際までその入っていった別室からは二人は出てきませんでした。

もしかしたら扉の先は単なる通路だったのかも知れませんが、その夫婦は飛行機には乗ってきませんでした。

 

ロシア恐るべし。

本気出したらマジです。

何か怪しいと思ったらこちらの都合など関係なく何時間も身柄を拘束されるかも知れません。

サバゲーはフィールドでは予備マガジンくらいしか身に付けてませんが、ロシアでは身分証は必ず携行しましょう。

日本人はパスポートは貴重品だと思ってホテルの部屋の金庫にしまっちゃいますが、海外では何よりも身分を証明する安全のための装備です。

パスポートを読むと「持ち主の安全をよろしく頼みます」と書いてありますよね(笑)

サバゲーで言えばフィールド内では必ずゴーグルを付けるのと同じ?

やはり気分はサバゲー!

(笑)

 

 

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